2007年11月16日 星期五

“のだめワールド”に新しい仲間がやってきた!!


“のだめワールド”に新しい仲間がやってきた!!
ウエンツ瑛士とベッキー、
なりきりキャラで外国人役を熱演!!

 2008年新春に、フジテレビのスペシャルドラマとして二夜連続で放送される『のだめカンタービレ 新春スペシャル』(仮)の新キャストが発表された。新たに“のだめワールド”に参加することになったのは、近年、ドラマはもちろん幅広い分野での活躍もめざましいウエンツ瑛士とベッキーだ。演じるのは、のだめと千秋がフランスで暮らすアパルトマンの同居人であり、のだめのコンセルヴァトワールでの学友となる、フランクとターニャ。それぞれフランス人とロシア人。つまり外国人の役である。

この二人をキャスティングしたことについて、プロデューサーの若松央樹(フジテレビドラマ制作センター)は、「今回のスペシャルドラマは“ヨーロッパ編”ということで、キャスティングと言語(外国語)については悩みました。『リアルに外国人を起用して字幕や吹き替えにするのか?』『しかしそれでは、のだめの世界観として面白みに欠けるのでは?』など、考えれば考えるほど悩みはつきなかったのですが、その問題を一気に解決し、さらに原作のキャラクターをパワーアップしてくれるのは、この人たちしかいないと思いキャスティングしました。逆に言えば、この重要な二人がキャスティングできなければ、この企画自体成立しなかったのではないかと思っています。それほど、イメージも演技力も、ピッタリはまっている二人ですね」と説明。さらに、「これまでの作品を見ても、お二人とも非常にコメディーセンスのある方だと思います。きっと周りの個性的なキャラクターに負けない存在感を出してくれると期待しています」と、言葉を続ける。

ウエンツとベッキーのふたりは、先ごろ、パリからプラハに拠点を移したのだめたちロケ隊に合流。初めて国際指揮コンクールに挑戦する千秋を、のだめと共に客席から応援するというシーンでクランクイン。

ファンの期待を裏切らないようにと、事前に原作を読み込んでから挑んだというウエンツは、「もともと、プライベートな友人の中に“のだめファン”がたくさんいて、このお話をいただくまでは、実際に読んではいなかったのですが、その世界観とか魅力については、かねてからよく知っていました。友人の話を聞いて、“あ、そういうところに面白さを感じるんだ”と知ることが出来たりもしたので、そういうファンの方が楽しんでいるポイントを、きちんとやることが出来たらいいなと思っています」と、意気込みを語る。彼が演じるのは、コンセルヴァトワールでのだめと同じピアノ課に通う学生、フランク。フランス人の若者にして日本アニメオタクという、これまた際だったキャラクターだ。演じるに当たってはどんな役作りをしたのだろうか? ウエンツ本人にそのあたりを尋ねてみると、「フランクというキャラクターは、フランス人のオタクという設定で、どういう風にそれを表現しようかと思っていたのですが、幸いこちら(プラハ)に早めに入ることができたので、アニメショップやおもちゃ屋さんをのぞいて、そこにいる現地の方々の仕草や雰囲気を観察して、外国人のオタクについて研究したりしました。人それぞれではありましたが、共通する部分もあり、ずいぶん参考になりましたよ。実は外国人役というのも初めてなんです。この顔に生まれてよかったなと思いましたね(笑)。今回、さらに役になりきるべく、生まれて初めて髪を染めて挑みました」と、まさに準備万端。「スタッフのみなさんにも恵まれ、いい環境で参加させてもらっているので、この役を演じることそのものも楽しいですし、こういう現場の空気みたいなものが画面から伝わればいいなと思います」と語る言葉からは、なれない土地での撮影すら楽しんでいる様子がうかがえる。
 さらに、「共演はおろか会うのすら初めて」という上野樹里と玉木宏については、「現場のお二人はもう、“上野さんと玉木さん”というよりは、“のだめと千秋”という存在としていらっしゃるのがすごいなと感動しましたし、尊敬します。その様子を見て、僕自身もあらためて身が引き締まる思いでした」と、刺激を受けた様子だ。そして、このドラマの放送を、またのだめの新しい仲間たちを誰が演じるのか楽しみにしている“のだめファン”にむけて「今回、“のだめワールド”に参加させていただくことになりました。のだめや千秋に巻き込まれてのコミカルな要素もありながら、もともとは音楽を愛している仲間たちですから、そういう真剣な部分は大事にして、でも、おきまりの笑える部分は、僕とベッキーだからこそ出来るところもあると思うので、そこは原作以上に頑張ろうと思っています。楽しみにしていてください」と、メッセージを贈った。

 一方、ベッキーが演じるのは、同じくピアノ課の学生でロシア人のターニャ。派手な衣装と厚化粧がトレードマーク、見た目のインパクトが印象的なターニャだが、実はさみしがり屋で純情な一面も持つキャラクター。撮影初日を終えたベッキーは、「のだめの世界が大好きで、映像で見ていて早くとけ込みたい、と思っていたので、実際に撮影に参加できたのがすごくうれしいです。ドラマは以前も見ていましたが、このお話をいただいてからあらためて全部見直しましたし、原作も全部読みました。この作品は、根強いファンの方もいらっしゃいますし、私も大好きな作品があったら、それを忠実にやってもらいたいと感じると思うので、原作の世界観を壊さないように、出番の前には、いつも頭の中で、原作のターニャと自分の姿を重ね合わせてから撮影に挑んでいます」と楽しそうに語ってくれた。
 このターニャは、“ヨーロッパ編”におけるのだめと千秋の新たな仲間として、フランクと並んでとても重要な役回りを演じるキャラクター。この役柄についてベッキーは、 「ターニャは、私にはないもの、私にもあるもの、両方併せ持っているキャラクターだと思います。ターニャが寂しさからつい派手な行動をとってしまったりすることや、彼女が感じているであろう切なさというのは、私も理解できる部分だったりしますしね。キャラクターもそうですが、のだめの世界観というのは、ナチュラルなお芝居というよりは、きっちりと作り込まれたものが色濃く存在するので、やりがいがあるし、面白いです」と分析。さらに、「撮影が始まってからの時間は、とても充実していますね。主演ではないので、適度な空き時間があって、その間に台本を読み込んだり、役のイメージをふくらませたりできますし、時にはロケ地近辺を散策したりして、プラハの町についても学べますし、すごく充実しています」と言葉を続け、意欲的に撮影に挑んでいるようだ。仲間となるのだめと千秋、こと上野と玉木とは、すでに面識はあったそうだが、「上野さんは、カメラが回っていないときも“のだめちゃん”って感じです。きっと、すべてをのだめに注ぎ込んでいるんでしょうね。玉木さんは、純粋にもうかっこよすぎます(笑)。指揮をする姿とか、もう本当にかっこいいですよ。お二人がすごく努力をしているから、私たち共演者が楽しませてもらえるんだと思いますね」と、印象を新たにした様子。そして、「ターニャを誰が演じるのがいいかというのは、ネットでも話題になっていて、中には、私を一位にランキングしてくれたサイトもあった様子で、すごくうれしかったです。いろんなご意見もあるとは思いますが、ターニャという役を一生懸命演じたいと思います。原作の世界観を壊さないよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください」と、言葉を結んだ。

 このフランクとターニャの他に、千秋が指揮コンクールで火花を散らす好敵手、ジャンの恋人として登場し、客席でのだめと火花を散らしあう並木ゆうこ役には山口紗弥加。さらに、独特の指揮法で実力を発揮、千秋と最終予選まで争うこととなる日本人指揮者、片平元には、石井正則(アリtoキリギリス)が決定。“のだめワールド”に新たに加わったこの仲間たちが、のだめや千秋と共にどんな物語を紡いでくれるのか…それは、見てのお楽しみ。2008年新春まで、しばしの間、ワクワクしながらお待ちください!!

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/index.html

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